サンの避妊手術の時期を迎えた。ニコ同様、サンにも頑張ってもらう事にした。
多くの猫が通る道で、獣医師も経験豊富であろう避妊手術だけど、お腹を切るんだから、不測の事態があっても何ら不思議はない。心配が心配を呼び、その心配がまた更なる心配を生む。心配のドミノは止まらない。
しかし私には、ニコの避妊手術の際に得た経験がある。その時の経験は鉄骨飲料と化し、私の血となり骨となっている。ニコもサンもお世話になっている馴染みの病院だし、手術を担当してくれるのは、コクシジウム騒動の際に週イチで会っていた山内先生なんだから、心配ご無用だぞ、サン。
手術予定日当日。いつも通りメチャクチャ抵抗するサンを強引にキャリーに入れて、朝早く動物病院へ。体調が芳しくなかったら手術を受けてもらうわけにはいかないので、体温を測り血液検査をし、健康状態オールAである事を確認。同日午後に手術となった。
サンに「頑張ってね。明日は朝イチにお迎えに来るからね。」と伝え、スタッフの方に預ける。病院の皆さんに頭を下げつつ診察室を出る間際、サンと目が合った。「私を置いて帰りやがる。マジ最悪。」と言っている様な、怒りと悲しみがないまぜな表情をしていた。
帰宅すると、ニコがいつも通り玄関までお迎えに来てくれた。ニコの避妊手術の時は、ニコを病院に預けて帰ったら、自宅には猫がいなかった。今回は、サンを病院に預けて帰っても、自宅にはニコがいる。いつにも増して元気にも見えるし、サンがいなくて寂しそうにも見えるニコ。私が勝手気儘に気持ちを投影しているだけで、ニコは普段と変わらないんだろうな。
翌日早朝、サンのお迎えに動物病院へ。無事に終わった手術についての説明を聞き、23,220円を支払って帰宅。いつもは暴れ回るサンも、さすがに今日は大人しいかな〜なんて思っていたけど、全然違った。ちょっと休憩し、急に起き出して自宅内をうろうろ。しばらくすると、いつも通りの猛ダッシュ&大ジャンプ。術後のニコは結構グッタリしてたけど、サンは手術した事を微塵も感じさせないくらいに、元気ハツラツだった。
避妊手術と同時に眼の手術も行ったニコは、エリザベスカラーを巻いていた。サンは避妊手術だけだったから、カラーをしていなかった。だから大ハッスル出来たのかもしれないし、サンは痛みに強いのかもしれない。
術後一週間。綺麗に剃り上げられたお腹に、フワフワと柔らかな産毛が生えてきた。私達の勝手な意見で大変な手術を受けてもらったのに、変わらずに甘えてきてくれるし、可愛い寝顔を見せてくれるサン。この平和な横顔を見ていると、「外でひもじい思いをして、必死に助けを求めていた時より、今は幾分マシですか?」と、この頃(10年ほど前)も今も、毎日変わらず思っている。
サンの避妊手術も無事に終わり、これからは相方とニコとサンと平和に暮らしていけそうだと思った矢先、ちょっとした事件が。。。それはまた、別の話。。。
今回の猫ブログは、王様のレストラン風に〆。
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