<ASEEDONCLOUD>は毎シーズン物語を作り、その主人公や登場人物が着る服をデザインしています。このページの一番下に今回の物語を載せております。どうぞご覧くださいませ。
お茶会で主人公がお客さんをもてなす時に着ると想定して作られたシャツです。
お茶会はフォーマルな場所なので、プリーツや刺繍の装飾が際立っていますね。お茶を入れる際に、みんなに注目される胸元や袖口に刺繍やプリーツがあしらわれています。着丈が長めですので、両サイドにはポケットも完備しています。
おもてなしをする人は動きやすさも重要です。身幅を広くし着丈を長くすることで動きやすく、立っても座っても美しく見えるデザインになっています。腰には細いリボンが付属しています。前を開けて着る場合など後ろでキュッと結んだり等、シルエットに変化をつけたい時に活用してみてください。
生地は、オーガニックコットンの粗野な雰囲気をそのまま楽しむため、様々な加工を省いています。糸節やネップなどが見られますが、これが味わい深い生地感を醸し出します。着て洗ってを繰り返すともっと良い雰囲気に育っていくと思います。ハリ感のある生地ですが、ごわつきはなく、透け感もありません。
こんなに刺繍やプリーツが入っているのにブリブリに可愛い過ぎる、とまではいかず、凛とした愛らしさを感じ、とても素敵だと思いました。やや厚手の生地なのでカーディガンやジャケットのように羽織としても着ていただけます。
素材:cotton 100%
お手入れ:ご自宅でお手入れ可能です
画像3-11枚目:女性 160cm / 着用サイズ ONE SIZE
SIZE | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 |
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ONE SIZE | 44cm | 58cm | 77cm | 53cm |
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SIZE GUIDEはコチラ
コーディネイトに使用したその他のアイテム
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【 sankayo(山香葉) 】
18 世紀前半“ティーガーデン”という社交の場がありました。
“ティーガーデン”はその名前からも想像ができるように、お茶や軽食を取ることの出来る娯楽施設でした。それまでは男性しか入れない娯楽施設が主流だったのに対し、男性も女性も子供も入場できるティーガーデンは広々として風光明媚な田園地帯にありました。
ほとんどのガーデンが4 月から9 月までの陽気な季節に、身分や階級にかかわらず誰もが訪れることが出来るため、家族連れにも人気があり週末は馬車渋滞が起こるほどの賑わいだったそうです。
時代も場所も違う地で。
本来とは違う秋から春にかけて移動式のティーガーデンがありました。
それは霧の収集家と言われる人物に国が依頼して、癒しを求める人に対しひらかれる場所でした。
霧の収集家と呼ばれた彼女は新しい場所を開拓し、その時期に癒しの効果の高い霧が多く集められる場所にティーガーデンを開きました。
そして彼女からコーリングカードが届いた人のみがその場を訪れることができたとか…。
今回はそんな霧のようなお話。