<ASEEDONCLOUD>は毎シーズン物語を作り、その主人公や登場人物が着る服をデザインしています。このページの一番下に今回の物語を載せております。どうぞご覧くださいませ。
旅の途中、ヨットで移動する時に着用する為に作られたショーツです。旅を快適に過ごせるよう、ウエストはゴム仕様に、生地は肌当たりの良い使い込んだ様な風合いのコットンリネンです。透け感はございません。生地は柔らかく膨らみのある風合いにするため、丁寧に揉み込んでから鮮やかなグリーンに染めています。ウエストの木のトグルは、ゴムを調節する為のものです。ショーツの縁には、海上で命綱に使われる縄の刺繍が施してあり、マリン感が詰まっているデザインです。
キュロットの様に裾が広がっているので、子供のような短パン感は無しです。鮮やかなグリーンのショーツが、この夏あなたの素敵な相棒になってくれると思います。
素材:cotton 80% , linen 20%
お手入れ:ご自宅でお洗濯可能です
モデル:女性 160cm
SIZE | ウエスト | ワタリ | 股上 | 股下 | 裾幅 |
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M | 74cm | 38cm | 37cm | 15cm | 35cm |
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SIZE GUIDEはコチラ
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Handwerker . HW collarless shirt Linen
【 巡礼歌(じゅんれいか) 】
ある島は木々が生い茂り、その木々を求めいろいろな渡り鳥が集まり、“旅鳥の町”と呼ばれていた。
その島の修道士のもとで育った女の子は、色鮮やかな鳥の歌声が大好きだったので、木々や鳥達に日々祈りを捧げていた。しかしある日、神のお告げから、修道士達は島の木々を切り倒し、そこに大きな祈りの場を作った。島からは渡り鳥が少しずついなくなり、その代わりに外の世界から祈りの場を求め、たくさんの人々がその島に住み始める。
女の子が成人を迎える頃には、島から木々はなくなり鳥達もいなくなった。彼女は小さい頃から、慣れ親しんだ鳥の歌声を探しに島を出て海に出る。今まで外の世界を知らなかった彼女だが、海にはたくさんの小さな自然が残っている島々があり、鳥達にも再会することができた。
彼女は木々の精霊の鳥たちからたくさんの事を学び、歌を習った。自分の島に戻ると祈りの場でその歌声を披露した。歌を聴いた島の人々は、自分たちの島から木々や鳥を失ったことを嘆き、自分たちの過ちを悔いると木々が島に戻る努力をするようになった。しかし元の美しい島に戻すのは大変で、鳥たちも中々戻ってはこなかった。島の人々は再び鳥たちが戻ってくるよう、自然溢れる島々に巡礼に訪れた。
彼女の歌は道となり島々の木々に繋がる。今では島は巡礼地の諸点となり彼女の歌が聖地への道になっている。
今回はそんな詩歌いの物語。