リバースアップリケのブラウスです。リバースアップリケとは、インドのラジャスタン州バルメール地方に古くから伝わる手仕事です。2枚重ねた上の生地にカットワークを施し下の生地が見えるように縫い込むことでモチーフを形成しています。生地のカットから縫い付けまで人の手で行っており、見れば見るほどに手が込んでいて気が遠くなるような、作った人を抱きしめたくなるような気持ちになります。ブラウスの裾にあるリボンをを絞って形を変えることも出来ます。写真ではトルソー着用は裾のリボンを締めず、モデル着用は裾を絞っております。生地に目が行きがちですが、身幅は広め着丈は短めの合わせやすさナンバーワンのシルエットです。乙女心と遊び心がくすぐられる一枚、貴方の夏のお気に入りになりましたら嬉しいです。
こちらの生地は手作業で製作されています。模様自体の位置はほぼ同じですが、多少の個体差がございます。
<ASEEDONCLOUD>は毎シーズン物語を作り、その主人公や登場人物が着る服をデザインしています。このブラウスの生地は、おばあさんが洗濯物を干しながらベッドシーツやタオルを使い影絵をしてカラクリ人形のアイデアを練っていたところからヒントを得て、影絵の感じやヨーロッパ古着に見られるハンドクラフト感を存分に散りばめています。このページの一番下に今回の物語を載せております。どうぞご覧くださいませ。
素材:cotton 100%
お手入れ:ご自宅でお洗濯可能です
モデル:女性 160cm 着用サイズ:FREE
SIZE | 身幅 | 着丈 | 裄丈 |
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FREE | 68cm | 52cm | 37cm |
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SIZE GUIDEはコチラ
コーディネイトに使用したその他のアイテム
Handwerker . HW Wide Trousers
《 時計技師のおじいさんと好奇心旺盛な少年のお話 》
カラクリの街にとても有能な時計技師のおじいさんがいました。彼は町の中心に時計台を作り、毎日夜になると、時計台の調整をしていました。ある日おばあさんが倒れてしまい、彼女の看病をしながら彼女を楽しませる為からくり人形を作る日々を送り、時計台の調節はすっかり忘れたまま。おばあさんが亡くなった後も、悲しみの中彼女との思い出をからくり人形に吹き込んでいました。
それから年月が経ち。
カラクリの街にやってきて、時が止まったままの時計台が気になった少年がいました。家の中を覗くと、たくさんのからくり人形と元気のない時計技師のおじいさんがいます。少年はおじいさんを遊びに誘います。遊び方を知らなかったおじいさんに、昆虫採取、川遊び、木登り等自然の中での遊びを少年が教えます。おじいさんも真剣に遊びを楽しむようになりました。お礼にとたくさんのからくり人形を見せてもらった少年は、おじいさんのからくり人形に夢中になります。これはより多くの人に見てもらおうとおじいさんに言いました。少年に教わった遊び方をからくり人形にして未来の子供達に向け、遊び方を伝えるからくり時計を作る事にしました。
からくり時計は完成、時計台の時はまた動き出しました。からくり時計の中心には、おじいさんとおばあさんと少年が手を繋いだ像が。子供達に遊びの大切さを伝えています。