黒地に花柄の模様が入った可愛らしくもシックなワンピースです。生地にはワレモコウ、マリーゴールド、エキナセア、ブッドレア、ペンタス、サンジャクバーベナ、ルドベキア、ランタナの7種類をモチーフに使った花柄があしらわれています。フワフワしておらず刺繍のように綺麗で控えめな花柄です。ウエストにはストレッチ性のある紐が通っています。結び具合でブラウジングしたり、緩く結んでゆったり着用したり等、様々な体型の方に合うように作られています。こちらのワンピースは前側の上下は繋がっていて後ろ側はブラウスとスカートのように分かれています。後ろ側を前にして着ることも想定され作られており、セットアップのようにブラウスの裾を出したり、タックインして着用する事も可能です。色々とできる事が多くて説明臭くなりましたが、こんな素敵なワンピースは中々見つかるものではございません。見た瞬間に「なんて素敵なの」と思った方、ご自分の直感を信じてよろしいかと思います。
<ASEEDONCLOUD>は毎シーズン物語を作り、その物語の登場人物が着ている洋服をデザインしています。このワンピースは、物語では亡くなったおばあさんが気に入って良く着ていたものです。おじいさんは洗濯して干されているこのワンピースに空気が入ってふくらんだ様子を見ると、おばあさんをとても近く感じるので、自分の服を洗濯する時に必ずこのワンピースも一緒に洗っています。生地にあしらわれた7種類の花は蝶が寄ってきやすい花です。蝶は人間の生と死のシンボルで、死者の魂が宿るとされています。おじいさんが庭にきた蝶で楽しんでもらえるように、生前おばあさんが庭に植えたのが、この7種類の花だったのです。
素材:polyester 63% cotton 37%
お手入れ:ご家庭でお洗濯可能です
モデル:女性 160cm 着用サイズ:FREE
SIZE | 身幅 | 着丈 | 裄丈 | 裾幅 |
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FREE | 50cm | 118cm | 54cm | 90cm |
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コーディネイトに使用したその他のアイテム
SANDERS . Female Military Derby Shoe
《 時計技師のおじいさんと好奇心旺盛な少年のお話 》
カラクリの街にとても有能な時計技師のおじいさんがいました。彼は町の中心に時計台を作り、毎日夜になると、時計台の調整をしていました。ある日おばあさんが倒れてしまい、彼女の看病をしながら彼女を楽しませる為からくり人形を作る日々を送り、時計台の調節はすっかり忘れたまま。おばあさんが亡くなった後も、悲しみの中彼女との思い出をからくり人形に吹き込んでいました。
それから年月が経ち。
カラクリの街にやってきて、時が止まったままの時計台が気になった少年がいました。家の中を覗くと、たくさんのからくり人形と元気のない時計技師のおじいさんがいます。少年はおじいさんを遊びに誘います。遊び方を知らなかったおじいさんに、昆虫採取、川遊び、木登り等自然の中での遊びを少年が教えます。おじいさんも真剣に遊びを楽しむようになりました。お礼にとたくさんのからくり人形を見せてもらった少年は、おじいさんのからくり人形に夢中になります。これはより多くの人に見てもらおうとおじいさんに言いました。少年に教わった遊び方をからくり人形にして未来の子供達に向け、遊び方を伝えるからくり時計を作る事にしました。
からくり時計は完成、時計台の時はまた動き出しました。からくり時計の中心には、おじいさんとおばあさんと少年が手を繋いだ像が。子供達に遊びの大切さを伝えています。